FC2ブログ
10« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.»12

XL883N-アイアン-放浪記

ドラッグスター放浪記改めロードスター放浪記改めエレクトラグライド放浪記改めXL883N-アイアン-放浪記になりました。うちの愛馬Harley-Davidson XL883Nのカスタムとか整備とかツーレポとかを徒然と

--.--.--/--  --:--:--

 
スポンサーサイト 
 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
TB: --  |  COM: --
go page top

 

2015.05.13/Wed  22:41:32

これからマップをいじっていく上で絶対に理解しておかなければならないのがIACとTPSなのでそこら辺をちょこっと書いておきます
まずはそれぞれが何なのかって事なんですが

IACはIdle Air Controlの略
その名の通りアイドル状態(スルットルを捻っていない状態)における空気の流入量をコントロールしている物です
当たり前の事ですがスロットルを全く捻っていなくてもある程度はスロットルバルブが開いていないと空気を吸えなくてエンジンが止まってしまうので、それをこいつが担ってくれています
電子制御スロットルの場合、パーツとしての(物理的な装置としての)IACは存在しません。元々スロットルバルブがモーターによって開け閉めされているので別体としての装置を持つ必要がありません。TCA(Throttle Control Actuator)で一元管理されています。なので、電スロモデルに於ける「IAC」は装置名では無くコントロール名です
IACの数値は0(全閉)~127(全開)の128段階のステップで表されています。ちなみに、余談とはなりますが電子制御スロットルのTCAは本当は0(全閉)~255(全開)の256段階のステップを持っています。なので、実際にはTCFIで表示・設定するIACの数値✕2した物が内部的には電子制御スロットルモデルにおけるIAC開度となります(これは別に意識する必要は無いんだけど、俺のようにPowerVisionやSEチューナーを経由して来た人はそう考えた方がピンと来ると思うので)

TPSはThrottle Potision Sensorの略
スロットルバルブがどれだけ開かれているかを計測するセンサー。これも電子制御スロットルではTCAに内蔵されていて別体としてのパーツはありません
これの扱いが従来のワイヤ制御スロットルの物と電制制御スロットルの物とでは少し違っているので、それをちゃんと押さえておかないとこれ以降のマップいじりが出来ません
電スロ用TCFIではIACの機能により開かれた分もそのまんまTPSの数値に乗って来ます。具体的に言うと
2.5%(IAC between 15-40),and 5% TPS(IAC above 40) rows. ※マニュアル6P参照
となっています。IACの下限は15なので、要するにGen6に於いてはエンジンが掛かっている限りTPS 0%は有り得ないと言う事です
2Dテーブルにある「IAC Based TPS Adder」はグレーアウトしていて、そのテーブルのIACを参照する際の「IAC Position - Nominal Idel IAC」の式も適用されません。スタート時などIACがadd(足す)される時も、足された合計値のIAC開度によってTPSがそのまま決まります

この事は3Dテーブルをいじる際に極めて重要になってきます。例えばBLMテーブルでは
TCFI_089.jpg
こうでは無く

TCFI_090.jpg
こうしなければならない。BLMテーブルの詳細に付いてはまた後で書きますが、要は3Dテーブルに手を加える時にはTPS 0%の列は無い物として考えなきゃ駄目って事です。2.5%の列がアイドリング時に参照される要素になります(エンジンスタート時などIACが加算されている時には5%、7.5%の所も参照される)

Idle Tuning Tech Noteなんかは通常のワイヤ制御のモデルに合わせた解説になっているので、Gen6で行なう場合にはこの違いを頭に入れて読み替える必要があります
IACで開かれた分を分けて考える必要が無いのである意味こっちの方が簡単と言えば簡単ですかね。単純に、今現在開かれているスロットルバルブの量がそのまんまTPSの値になるって事なので。恐らく電子制御スロットルの物はアイドリングを安定させると言う点に関してはワイヤ制御の物よりも簡単だと思います。TPSの校正も自動的に行ってくれるしでTCA様々です

ちなみに
TCFI_087.jpg
Gen6では、TPS電圧によるTPS値を設定する「TPS Transfer Funcion Table」も、IAC値によるTPS加算値を設定する「IAC Based TPS Adder Table」もグレーアウトしていて設定出来ないように(設定する必要が無いように)なっています

また、アイドルスピードコントロールループに入るための条件も
TCFI_088.jpg
このように、TPS準拠では無くTGS準拠です

何やかんやとゴチャゴチャ書きましたが、要は
Gen6では3DテーブルのTPS 0%の列は使わない。アイドリング関係の設定はTPS 2.5%(及び5.0%)の列である
って事だけ頭に入れておけばOKかと
関連記事
スポンサーサイト
TB: 0  |  COM: 0
go page top

 

この記事に対するコメント

コメント投稿

管理者にだけ表示を許可する

go page top

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。