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XL883N-アイアン-放浪記

ドラッグスター放浪記改めロードスター放浪記改めエレクトラグライド放浪記改めXL883N-アイアン-放浪記になりました。うちの愛馬Harley-Davidson XL883Nのカスタムとか整備とかツーレポとかを徒然と

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2014.08.14/Thu  02:29:17

純正ECMの設定がどういう風になっているのかを見てみたいってのがPV購入の第一動機だったので、これでもうほぼ目的は果たしましたw
画像ばっかになりますが、一部抜粋してご紹介

pv_044.jpg
まずはアイドリング回転数です
エンジン温度96で一定回転数になります。ちょっと忙しない1000回転指定
油圧と発電量が完璧な数値になる限界は900回転で下の説明書きにもその旨が書かれています。サンダーマックスで実際に試しましたがこれは本当のその通りで、特に電圧は900を境に下がります(問題になる程低下するわけでは無いですが)

pv_048.jpg
目標空燃比(ターゲットAFR)です
数値が高い=燃調が薄い、です。かなり薄いですねー。ガソリン1gに対し空気14.7g(AFR14.7)が「理論空燃比」と呼ばれる物で、過不足無く空気とガソリンが反応する割合になるので、それに近い物になっています
ただ、理論空燃比と最もパワーが出る空燃比(一般に13.8程度と言われている)は別物なので、この薄々設定でエンジンの持つポテンシャルがかなりスポイルされてしまっています
画像ではちょっと分かりづらいかも知れませんが、14.3~14.6までの間の所は丸く囲まれています。これはその範囲内はClosed Loop制御内である事を示しているのだと思われます

pv_045.jpg  pv_046.jpg
VEテーブルです
ハーレーの純正ECMはDジェトロニックと言う方式を用い燃料噴射量を決定しています
そこで重要になるのがこのVE(体積効率)です。これは燃焼済みのガスと新規に取り込まれる空気の交換能力を示す物で、シリンダーの容積に対して取り込まれた新気の割合です。TC96の場合、各シリンダーに792ccの新しい空気が取り込まれればVE100になると言う事ですね
Dジェトロニックでは、エアフローセンサー等のように実際に流入した空気量を計測する物は無く、MAPセンサーによって読み取った負圧から空気の流入量を予測します。つまり、このVEの値は実測値では無くあくまでも予測値です
MAPが○○KPaで回転数が○○Rpmの時、体積効率はこうなる、はず!!って事ですね。何とも頼りのない話ですが誕生から40年経った今でもまだ色んな所で使われているシステムなので信頼性はあるのだと思います
Dジェトロニックに於いて燃料噴射量を決定する最も重要な要素がこのVEなわけですが、実はこいつがなかなかにやっかいでして…次のThundermax vs PowerVisionの記事で改めて書きますが、とにかく分かり辛い。ま、それに関しては次の記事で

pv_049.jpg
ハーレーの純正O2センサーはナローバンドと呼ばれる物で、その名の通り計測出来る範囲が非常に狭いです
それでも、この設定がこうなっているって事は一応14.2~15.0までは計測出来る想定って事ですかね
※モニターした所、実際にClosed Loopが機能するのはラムダ0.98(14.4)以上からのようです。と言う事でこの設定はどんな意味があるのか不明。変えた所でセンサーの計測域を広げられるわけでもないし…。それとも、所謂クローズドループバイアスの設定になっていて、変更すると起電圧にゲタを噛ました状態になるんだろうか。検証不足につき不明

pv_047.jpg
EITMSが作動開始する温度です。オイルクーラーの所の記事では158℃と書きましたが、この年式のFLHTCの場合162℃のようです

pv_053.jpg
アクセラレーション(いわゆる加速ポンプ)の設定表です。アクセルをガバっと急に開いた時に、この表の分だけ燃料を増やして急加速させます。温度別になっているんですね

pv_054.jpg
こちらはディーゼレーションの設定表です。アクセラレーションとは逆に、アクセルを急閉した際にこの表の分だけ燃料を減らします

pv_051.jpg  pv_052.jpg
点火マップです
正直、点火タイミングに関しては完全な勉強不足でよぅわからんですw
サンダーマックスでもほとんどいじっていませんでした

pv_050.jpg
エンジン温度による、点火時期の補正
エンジン温度160℃以上で負圧60KPa以上って一体それどんな状況?って感じですがw

pv_055.jpg
純正で付いているインジェクターの吐出量です

他にもかなり色々な項目があります。設定可能な項目量はサンダーマックスに比べて相当多いです
ただ、それぞれの項目は絶妙なバランス関係の元で成り立っているので、相当な知識と計測機器を併せ持っていない限りユーザーが実際にいじれる箇所ってのはそう多くないと思う。前にも書いたけど純正のECMはプロ中のプロが長い時間を掛けて完璧に調整している物なので必要最小限の所以外はいじらないが吉(ま、それをいじっちゃうのが面白いんですがw)

とりあえず純正ECMの中身に関してはこんな所で。もし○○の設定が見たいって言うのがありましたらコメント欄にでも書いて頂ければ追加で写真載っけます

次はThunderMax vs PowerVisionのタイトルで、それぞれの良い点悪い点なんかを比較した記事を書こうと思います(PowerVisionでのチューニングはほったらかしかいって感じですがw)
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