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XL883N-アイアン-放浪記

ドラッグスター放浪記改めロードスター放浪記改めエレクトラグライド放浪記改めXL883N-アイアン-放浪記になりました。うちの愛馬Harley-Davidson XL883Nのカスタムとか整備とかツーレポとかを徒然と

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2014.06.04/Wed  23:14:58

取り付けが完了したので、次はいよいよマップの設定~初火入れです。

事前に、パソコンにTmaxI TunerをインストールしてUSBドライバを入れておきます。
今のVerのTmaxI Tuner+Windows7の場合、ソフトを立ち上げる(モジュールと未接続の状態で大丈夫)と、最初にUSBドライバを入れますか?のメッセージが出るので、Yesを選べば後は勝手にやってくれます。

TM025.jpg
TBWのサンダーマックスはコネクタがUSBになっているので接続が楽です。
モジュールの金具をずらしてゴムキャップを外すとコネクタが露出するので、付属のUSBケーブルでパソコンと接続。ちなみにこのケーブルは専用品じゃなくても大丈夫です。普通のUSBなので、汎用のUSBケーブルでも問題無し。

TM026.jpg
モジュール、パソコン間をUSBケーブルで繋いだら、パソコンでTmaxI Tunerを立ち上げてイグニッションON
イグニッションがONの状態になると、自動的にLINK状態となります(画面の「LINK」ボタンが緑色になる)
ファームのチェックが入り、最新じゃない場合にはファームをアップデートしますか?のメッセージが出ます。新品で購入すれば最新ファームが入って出荷されると思うので、最初にこの画面に遭遇する事はそう無いと思うけど、自分のはしょっぱなにファームの更新が入りました。これも、ものすごく親切にガイドしてくれるので迷う事は無いと思います。「イグニッションをOFFにしてください」「ONにしてください」と事細かく指示が入るのでその通りに操作すれば完了します。

TM027.jpg
次に、これもBurnとかで購入した場合には有り得ない(購入時に予めVINコードを伝えて、それを入力して出荷してくれるので)けど、VINコードの入力が促されます。自分の場合は、前に使ってた方のVINコードが入っていて「君のバイクのコードとは違うよー」って言うメッセージが出て入力が促されました。一瞬ビビったけど、TMは一回入力したらそのVINコードに紐付けされて他のバイクでは使えないなんて言う事は無いので、問題無しです。いつでも何回でもVINコードの書き換えが可能。車体に刻印されているVINコードを入力して準備完了。

ここからが本番、ベースマップの選択及びマップの書き込みです
T002.jpg
EFI Mapsメニューから「EFI Map Listings(Throttle By Wire)」をクリック
リストが表示されるけど、ここでは一旦何もせず「Close」をクリック。次の画面に「Check Internet For Updates」のボタンがあるので、それをクリック。これで更新、追加されたマップファイルがある場合にはPCにそれらのマップが保存されます。

改めてEFI Map Listings(Throttle By Wire)」をクリックして、次は選択していきます
T003.jpg T005.jpg T004.jpg
リストが出るので、自分のバイクのカスタム状況に合わせてフィルタリングしていきます。
ちなみに自分の場合は、2009年式なのでTc96、エアクリはS&S、その他カム、ピストン、エキパイ等は全てノーマル(Stock)なので、その場合の設定方法を記します。
まずEngineTypeの「96」の上にマウスカーソルを持っていき右クリック。これで、リストの中でEngineTypeが96の物だけが表示されるようになります。次にFamilyの「TwinCam TBW」の上にカーソルを持って行き右クリック。Throttle、Cam、CylinderHead、Piston、はそれぞれ「Stock」を選択。
Exhaustは「Stock 09'-14' FL Head Pipe(With Cats)」を選択。Catsって言うのは、エキパイの触媒です。08以降のツーリングモデルはエキパイ内に触媒があるので、WithCatsの物を選択となります。この記事を書いている現在では、これで候補が一つだけになるので、それを選ばざるを得ない状況。候補が複数ある場合は他の項目も見て、自分のバイクに一番近い物を選びダブルクリック。

T006.jpg
選んだマップの仕様が改めて表示されるので、問題が無いようなら「Load BaseMap」をクリック。
これでパソコンのTmaxI Tuner上にそのマップが読み込まれます。(この段階ではまだPCに表示されているだけで、サンダーマックスのモジュールにはそのマップは書き込まれていません)

マップの選択は、なかなか自分の環境にぴったり一致する物は無いと思いますが、それは仕方無いのでOKです。
優先順位としては、エンジンタイプ、ファミリー(この二個は一致しないって事は有り得ないですが)、スロットル、シリンダーヘッド、ピストン、カム、エキゾースト、マフラーの順だと思います。

T007.jpg T008.jpg
マップ選択が完了したら、Fileメニューの「WRITE Module Maps and Settings」をクリック。
今のファームには「RiderProgrammingMode」って言うのが搭載されていて、モジュール内に5個までマップを保存出来ます。このライダープログラミングモードに関しては後の記事で改めて書きますが、ここでは「To Running Position」をチェックして「OK」ボタン
モジュール内に一つだけしかマップを置かない場合にはこのTo Running~でヨシです。
これでモジュール内にも選択したマップが書き込まれます。

T010.jpg
画面上部の「File Base Map」と、画面下部の「Module Base Map」が一致していればOK
これでベースマップの書き込みは完了。続いて初期設定です。

画面左の「Tuning Maps」の中の「Module Configuration」「Basic Settings」をクリック
T011.jpg
このベースマップにおけるデフォルトの初期設定がこれです。それぞれの項目は

・Rev Limit:最大回転数。これ以上の回転数になると燃料噴射が止まります
・Acce Fuel:キャブで言う所の加速ポンプです。アクセルをガバーっと開けた時に、瞬間的に噴射する燃料の量
・Speed Cal:スピードメーターの校正です
・Idel Rpm:アイドリング(暖気完了時)の回転数
・TAC Home Position:TACは「Throttle Actuation Control」の略。電子制御スロットルは、弁に直接ワイヤーが繋がっていて開閉を行うわけでは無く、アクセル開度をセンサーが読み取りそれをこのTACに伝えて内蔵のモーターによって弁の開閉が行われる。ここのHomePositionは、エンジン始動時にどの程度弁を開いておくかの設定。0で全閉、255で全開となります
・Final Drive Ratio及びGear 6 Min Tps:6速インジケーターを点灯させるための設定値。いじる必要無しです
・Initial Fuel Pulse:後の記事で細かく書きますが、エンジン始動時、事前に噴射するガソリン量です
・Cranking Fuel:エンジン始動のクランキング時に噴射するガソリン量
・Decel Fuel Cut:アフターファイアー軽減のための項目。減速時に燃料噴射を止めるかどうか。0でこの機能オフ、1でオン
・Decel Fuel Cut Rpm Low:この回転数以下になると燃料噴射を再開する
・Decel Fuel Cut Rpm High:下からこの回転数を超えるとその時点でフラグが立ち燃料カットのスタンバイ状態となる。アクセルをオフにした瞬間から燃料がカットされ、上のRpm Lowを下回るか、アクセルを開けるかするまで燃料は供給されない
・Decel Post Fuel Enrichment:Decel Fuel Cutを用いた際にエンジンの回転がスムーズに落ちない時はここで調整
・Engine temp alarm:ヘッド温度がここで設定した温度(華氏)以上になると、メーター内のエンジン警告灯が点灯します
・AutoTune low temp、AutoTune High temp:ヘッド温度がこのLowとHighの間にある時にAutoTuneによる補正が機能する(ユーザー変更不可)
・Comp Release Delay:Comp Release Controlの設定項目(現状では設定不可?)
・EGO Sensor Type:O2センサーのタイプ(ユーザー変更不可)
・Injector Timing:インジェクターの噴射タイミング(ユーザー変更不可)
・Comp Release Control:クランキング時に圧縮を抜く事によって始動を楽にする。これは2012以降のACR(auto compression release)が付いたバイク以外では意味が無いと…思われる
・Kick Stand Enable:スタンドが出ている状態ではエンジンがかからないようにするかどうかの設定?

色々な設定項目がありますが、差し当たって変更を加える必要があるのはSpeed Calだけです。
Speed Calの項目をクリックすると、年式、バイク種ごとの設定値が表示されるので、自分のバイクに合わせて数値を入力
2009年式FLHTCの場合は43000。ただ、日本仕様はギアの刃数が違うとかで、このままの数値では駄目だって記事もどっかで見た気がする…。ここの数値がズレていると、メーターでは60kmを示しているのに実際には70km出ているとかって事になるわけですが、とりあえずは43000でやってみます。後にカーナビのGPS測位とか使って検証してズレがあるようならまた別記します。
その他の項目は、とりあえずRev Limitをタコメーター上のレッドゾーンである5600に変更し、アイドリング回転数を864にしておきました。自分は必要以上に低い回転数にする事に興味は無いので864ですが、これを700とかにしたい場合はちょっと注意が必要です。初期設定の896から一気に700にするのでは無く、一回の変更幅は最大で100程度までに収める。それでアイドリングの安定を確認して、それから改めて下げる。そういうステップで徐々に下げるように推奨されてます。

とりあえず変更を加えたのはこの三箇所だけ。
ちなみに、Linkした状態で変更を加えると即座にモジュール側にもその設定が反映されます。Linkを切った状態で変更を加えた場合は、リンクした後に「Write Module Settings」をクリック。項目が緑色になっていれば、モジュールと同期が取れています。オレンジの場合は、PC側でだけ設定を変更して、モジュール側にはまだその設定が反映されていない状態と言うわけです。

T031.jpg
後、デフォルトでチェックが入っている状態になっているのでいじる必要は無いんですが、一応Closed Loopの設定を確認
モジュール側、PC側ともに「Auto Tune」にチェックが入っている事を確認しておく
「AFR Override Enable」はチェックを入れると全回転域で指定した一定の空燃比になるよう調整されます(マップでの設定が全て無効になる)
これはレースとか特殊な環境下でしか使い途が無いので、チェックは入れないように
「Max Session」は、1セッション(イグニッションON、エンジン始動、イグニッションOFF)における補正の最大値です。これをあまり大きくしてしまうと、たまたま1回だけ変な運転をしてしまった~みたいなイレギュラーの影響が強くなってしまうので初期値の5%から変えない方が吉。要するに、Closed Loopの設定は何も変える必要無し。デフォルトのままでOKです

これでモジュールにベースマップ及び初期設定が転送された状態なので、いよいよ初火入れです。ドキドキの瞬間。
マップを書き換えたり、バッテリーを外したりした際には最初に儀式が必要なのでそれを行います。

1.一旦イグニッションをOFFにする(LINKしてる場合は自動的にLINKが切れる)
2.RUNスイッチがRUNになっている事を確認し、イグニッションをON(まだエンジンはかけない)
3.そのままの状態で20秒待つ
4.イグニッションをOFF
5.すぐに再度イグニッションをON
6.エンジンをかける
7.15秒待つ
8.アクセルを一度だけふかす(3000rpmくらいまででいいと思う)
9.イグニッションOFF

これで儀式完了です。正直どういう意味があるのかわからない。TACをリセットして正しい位置にするーみたいな事も言われてるけど、IACと違ってTACにはそんな物は必要無い気がするんだけどな…。実際、この儀式をすっ飛ばしても何ら問題無く動く。まぁたいした手間じゃないしマニュアル上そうなっているんならそれにおとなしく従っとくが吉。

この儀式はマップ書き換えやバッテリー交換、ヒューズ脱着等の後一回だけでいいので、次からは普通に始動してOK。
再度エンジンをかけ、TmaxI Tunerの「Monitor」ボタンをクリックします。
T013.jpg
※ゲージで表示されてる項目はちょっといじってあるので、実際には初期表示される物はもう少し少ないです。
各種ゲージが動いてるのを確認し、Tuning MapsのIdel Curves Idel Speed Rpm(Ofset) vs Engine Tempをクリック。これはエンジン温度とアイドリング回転数の関係を示すマップなので、暖気が完了しBasicSettingsで設定したアイドリング回転数に落ち着く所まで眺めます。エンジン温度の上昇と共に徐々に回転数が落ちていき、設定した回転数でアイドリングが落ち着いたらOK。

これにて完了。テストライドに出発ー
ぶっちゃけ、拍子抜けするくらい簡単です。テストライドでも全く問題無し。普通に走れます。警告も何も出ないし、今のファームではオドメーターの「残走行可能距離」もちゃんと表示されます(ちょっと前のVerではこれが使えない不具合があった)

【取り付けてみての感想】
まず鼓動感が断然増す。特にアイドリング時は、回転数を下げたうえで燃調が濃くなっているので相当に増す。ノーマルのECMでも十分な鼓動感があるけど、それに更に輪をかける。
走り自体も、かなりトルクフルになります。ジッパーズの用意しているベースマップはかなり大人しいセッティングになっている(特に点火タイミングが)んだろうけど、それでも如実に実感出来るくらいに変わります。今まではグイっとアクセルを開けてもスーッとゆっくり加速していく感じだったけど、TMにしたら体が置いて行かれるような加速になります。アクセルオフ時もエンブレがよく効く感じ。いわゆる「アクセルのツキが良い」って言う状態になる。
汎用マップでこれなんだから、Burnとかで吸排気のパーツに合わせたセッティングをしたマップを入れてもらってたら一体どんだけパワーアップするんだろうって感じ。個人的にはもうこのジッパーズマップで十分です。とりあえずはこいつを煮詰めて行こうと思う。
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