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XL883N-アイアン-放浪記

ドラッグスター放浪記改めロードスター放浪記改めエレクトラグライド放浪記改めXL883N-アイアン-放浪記になりました。うちの愛馬Harley-Davidson XL883Nのカスタムとか整備とかツーレポとかを徒然と

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2017.05.25/Thu  21:58:22

 
マルチゲージ Dakota Digital HLY-3401 
 

メーターを純正のタコ付コンビメーターに変えたので、後付けのデイトナのタコメーターが不要となりました
ただ、デイトナのタコにはオプションとして油温表示機能があってそれが無くなるのはちょと困る。別にそれを見て何をするってわけでも無いけど油温はいつでもモニターしていたい。と言う事で新しい油温計を物色。油圧計も別途付けているので、どうせなら油温も油圧も一緒に表示可能な物がベスト

実を言えばわざわざ物色するまでもなく以前使っていたアクティブのデジタルメーターが家に転がっているのでそれを使えばいいだけなんだけど、それじゃちょっと面白みが無い
今回のテーマは「出来るだけ収まりを良く」 いかにも後付けでござーいって感じにならないよう色々やってみました

ハーレー用のメーターと言えば何を差し置いてもまずDakota。以前にエレグラの時にも使ってました
ダコタのHPで油温油圧を同時に表示出来る物を探していたら良いのを発見

Round Performance Multi-Function Gauge HLY-3401

prd_490.gif
電圧、油温、油圧、燃料の4種類を一括表示してくれる理想通りのゲージです
大きさは3-3/8インチ。この大きさを見て良いアイデアを思い付いた。それに関しては後述していくとしてまずは注文注文
と思ったんだけど、これがまたどこにも売っていない。国内で輸入販売している所は無いし、ebayを見ても出品が無い
DakotaのHPで直に通信販売もやってて送り先にJapanもあるのでそこで買うしか無いかな~と思ってたんだけど、ebayを色々眺めてたらSLX-40-1の出品を発見。これは機能自体はほとんど一緒で、自動車用の物です。ただ自動車用なので防水防塵振動耐性が無い
その出品の商品説明に「バイクで使えますか?」「いいえ、防水等がありません。もしバイク用がご所望なら別途用意出来ます」とあったので、セラーに質問してみた
英語はさっぱりなのでgoogle先生の翻訳を頼りに
「I want something for a motorcycle」バイク用の物が欲しい
「Can I buy it?」買う事は出来ますか?
と送ったらセラーから「350ドルで用意出来る」と来たので
「I would like to buy it at that price」その値段で買いたい
「What should I do?」どうすればいいですか?
と送ったら、バイク用のHLY-3401の出品ページを用意してくれました。ちなみに、今現在eBayでHLY-3401で検索したら普通に出品がありますが、これは俺のこのやり取りによって生まれた物です、それ以前には出品は存在していませんでした
出品ページがあれば後は普通に落札してPayPal経由でお金払うだけなのでサクっと注文。セラーがDakotaから取り寄せる時間が必要だったので少し時間掛かって2週間で手元に到着。送料、関税をプラスしてトータル48,000円程度掛かりました

[一口コラム]
自分のように英語が出来ない人間が海外通販を利用する時のコツは「無理に文章形式にしようとしない」これだと思います
例えば上記の物だと「バイク用の物が欲しいのですが、用意して貰う事は出来ますか?」みたいにしようとせず「私、欲しい、バイク用」「私、買う事出来るか?」と分けて、何をしたいのかだけを簡潔に書く。その方が相手に伝わり易いです

 IMG_0184.jpg
USPSにて到着

IMG_0185.jpg
関税が発生していたので受け取り時に別途1900円を配達員に支払い。関税が発生する場合と発生しない場合の違いはよく分からんです
そんなにたいした額になる事は無いのでいつも気にせず注文してます

IMG_0187.jpg
ゲージには、油温と油圧のセンサーも含まれています。ひょっとしたら今付けてるセンサー(油温:デイトナ、油圧:Koso)でそのまま行けるんじゃね?と思ったけど、繋いでみたらやっぱ駄目でした。そりゃ基準となる抵抗値が違うよねw 素直にゲージ付属のセンサーを使う事にします

メーターの取り付け方法をどうするかなんですが、ここでおもむろにテスト
IMG_0188.jpg
純正のメーターを外して、Dakotaのゲージをはめてみました

IMG_0189.jpg
横から

IMG_0190.jpg
裏から

よし、行ける(確信)

純正のメータは4インチでDakotaのは3-3/8インチなので微妙に大きさが違うんですが、メーターはゴムのパッキンを介して固定されているので数ミリの差はそれが吸収してくれて問題無く付けられます

更に言うなら
名称未設定 1
違うのは大外のリングの直径であって、赤囲いの内部幅は純正と全く同じになっているので、ゴムパッキンはピッタリ隙間なくはまってくれます

IMG_0191_2017052522445173c.jpg
これは想定外だったけど何とびっくり、ゲージから生えている固定するためのネジが純正の裏蓋のネジ穴とピタリ一致しています
無加工でそのまま行ける。これは嬉しい
純正のメーターホルダーにそのまま取り付ける事が可能だと分かったので、次なる準備のために色々と注文

それはまた後で話すとして、とりあえずは油温と油圧のセンサーをやっつけます

取り付ける場所はオイルフィルターの所にサンドイッチする形です
以前デイトナの油温計を付けた時にTrustのアタッチメントを挟んであるのでオイルブロック自体は既にあるんですが、ここでもまた厄介な規格の問題が…
デイトナを始め国産の物の多くは1/8PT、対して今回のDakotaを始め米産の物の多くは1/8NPT。パッと見で判別するのは難しいくらいの僅かな違いなんだけど互換性が無い。一応、NPTのネジ穴にPTのネジは入らない事は無くシールテープを多めに巻けば付けられない事も無いんだけど、逆パターンのPTのネジ穴にNPTのネジは全く入りません
ま、インチとミリ、キロとマイル、etc、ハーレーを弄るならこの手の企画違いはしょっちゅうですね

と言う事でアタッチメントを買い直し
オートゲージの「油圧/油温計用センサーアダプター OPOT 3/4UNF16」をamazonにて購入。センサー取り付け口として1/8NPTの穴が4個用意されています
IMG_0192.jpg
青色ってのが何ともアレだけど、割と綺麗な青なんでまぁいいか

IMG_0196.jpg
取り付けイメージはこんな感じ。油圧用のセンサーがごっついですねー

IMG_0198.jpg
シールテープを巻いて本取り付け
※シールテープの巻き過ぎに注意!画像見て分かる通り、このセンサーは油温、油圧共に配線を取り付けるピンが1個しかありません。これも国産のセンサーでは滅多にお目に掛からない方式ですね。この手のタイプはセンサー自体がボディアースに落ちている必要があります。シールテープで完全に絶縁してしまうと機能しません。ちなみに説明書によると「テーパー形状のドライシール方式なのでシーリング材は付けるな!」となっています。実際、シールテープを巻かなくてもそうそう漏れる事は無いと思う

IMG_0199.jpg
0.75sqの線で配線

IMG_0200.jpg
油温の方は平形端子、油圧の方は丸形端子です。ボディアース型のは初めてだけど、これいいねー。各センサーから2本線が出てるとそれだけでごちゃつくので、これだとスッキリ出来て良い
センサー自体に配線が埋め込まれている物は根本で断線してしまったらハイソレマデヨなので、その心配も無くて良い
配線保護には「シリコンガラスチューブ」という物を使ってます。ネオファクトリーにて購入。この保護チューブはイチ押しです
まず見た目がカッコいい。純正の配線保護材としても使われている(インジェクターの配線とかホーンの配線とか)ので、追加しても違和感無く車体に馴染む
耐熱性があるのでエンジンの側を通す時も安心。更に、ビニールチューブと違ってしっかりコシがあるので線を通し易い
お値段も安いので、注文する時には色んなサイズのを3Mくらいまとめ買いして常にストックしてます

IMG_0197.jpg
オイルフィルターを外して取り付けます

IMG_0201.jpg
油圧計用のセンサーがとにかくゴッツイので、取り付け角度はこの一点のみに限定されます。これ以外の角度では付きません
下手したらどうやっても付かないんじゃないかと心配だったけど何とか付いて良かった。車体とのクリアランスも(ラバーマウントでエンジンが揺れる事を考慮しても)ギリ大丈夫そうです

IMG_0202.jpg
フレームに沿わせて配線をルーティング

IMG_0206.jpg
6Pの防水コネクタを用意して繋いでおきました
センサー線の他には、エレクトリカルコネクションキット(Daytonaタコメーターの記事参照)から引き回した電源関係を繋いでいます
具体的には
1.常時電源 2.イグニッション電源 3.GND 4.GND2(GND線を分岐させて2個用意してます) 5.油圧センサー 6.油温センサー
としています
とりあえず受け側はこれにて完了。続いてメーター側


メーター本体の取り付け方法なんですが
IMG_0208.jpg
ジャジャン
ヤフオクにてこんなのを購入。XL1200Rとかの最初からタコメーターが付いている車両から取り外した物みたいです。メーター自体は必要無いんだけど、自分の場合ブラケットの他にゴムのパッキン、裏蓋も欲しかったのでそれらを別々に買うよりもメーター付きの物を買った方が安そうだったのでこれを購入。メーターの動作確認はしていないとの事で15,000円也
年式も不明との事だったけど、Kmの印刷がメーター中央ではなく上部にあるので、2004年よりも前の物かな…。通電させてバックライトが付くようならジャンクとして売りに出そうかと思ったけど、それすらも付かず完全に死んでましたw

IMG_0209.jpg
自分が欲しかったのはこれだけなのでメーターはポイポイ

IMG_0210.jpg
2016年式アイアンのブラケットと形状が違ったらどうしようかと思ったけど、どうやらこのホルダー自体は大昔から変わっていない模様
先にテストした時と同じく綺麗にはまりました

IMG_0211.jpg
純正メーターよりほんの僅かに小さいけどちゃんとゴムパッキンの許容範囲内に収まってます

IMG_0212.jpg
あ、そうそう一点だけ。写真撮り忘れちゃったけど配線通しになる窪みにある爪だけは邪魔になるのでルーターで切り落としました

IMG_0213.jpg
裏側のゴムパッキンも丁度の大きさ

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蓋の穴は元々ピッタリ一致しているのでそのままポン付け。ゲージに付属していたローレットで固定するだけ

IMG_0215.jpg
スピードメーター側も移植

IMG_0216_20170526014156b23.jpg
インジケーターのランプはブラケット裏からプラスネジで固定されているのでそれも取り外し

後はこの2眼メーターを取り付けるだけなんだけど、アイアンのメーターブラケットはハンドルを押さえるライザーと一体型になっているので別途ライザーが必要になる
Rとかのライザーをヤフオクで購入しても良かったんだけど、どうせならって事でここは少し贅沢に

IMG_0217.jpg
ミスミエンジニアリングの「メーターステー付ライザー」を購入
税込みで20,000円となかなかのお値段がしますが、高いだけあって非常に作りが良い。色も物凄く綺麗

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ハンドルがフリーになるので天井から吊っておいて作業開始

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ライザーを固定しているボルトを緩めます。工具入る隙間が狭いし結構高いトルクで絞められているので固いかな~と思ったんだけど、すんなり緩んで拍子抜け

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ある程度緩ませた所で純正のメーターブラケット(兼ライザー)を取り外し

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ライザーを取り外し

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ライザーの高さは純正とほぼ一緒ですね。正確に言えば純正の方はインチ、ミスミの方は50mmなのでちょっと違うとは思いますが

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ライザーを取り付け

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ハンドルを固定

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いやこれ見た目カッコいいな…。純正の一体型ライザーはちょっと野暮ったいので、スマートになった印象です。今回の場合は必要に迫られて~って事での導入だけど、それが無くてもメーター周りのカスタムとしてアリですねこれ

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インジケーターランプも移植して、メーター取り付け

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いい感じです

IMG_0230.jpg
残すは配線作業のみ

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ここでもシリコンガラスチューブを使用

IMG_0232.jpg
青/白線は設定用になるので、それだけメーター内に残しておきます

IMG_0233.jpg
車体左側に降ろしてきて

IMG_0234.jpg
繋ぐ線を確認

IMG_0235.jpg
ゲージからは不要な線も出ていますが、実際に必要になるのは(受け側のピン番号順に書くと)
1.電圧表示用の電源(これは2と共用でも別に問題はないと思うけど) 2.イグニッション電源 3.GND 4.燃料センサー線 5.油圧センサー線 6.油温センサー線
となります
※燃料センサー線に関しては、GNDに落としてます(このために受け側のGNDを分岐して2つ用意した)
燃料計はスピードメーター側に表示があるので実際には使用しません。ただ、線を繋がない状態でいるとゲージにEEEが点滅しっぱなしになってしまってウザったいのでそのための対策です。GNDに落としたうえで設定を行えば「---」表示のままにしておく事が出来ます
余談ですが、純正のフューエルレベルセンサーを取り付けてあれば燃料計も動かそうと思えば動かせると思います。あのセンサーは2線なので、それで状態判別していると言う事は抵抗値の変化を利用していると思われますので。詳しく検証していないので燃料満タンの時と空っぽの時でどういう風な抵抗値の変化になっているのかは不明ですが、このDakotaのゲージはカスタムで抵抗値を設定出来るので対応させられるはず。ただ、フロート式では無いのでその場合でも表示出来るのは5段階(100%、75%、50%、25%、0%)のみになるとは思いますが
スピードメーター内にゲージがあるためこれにはあんまり興味が無いけど、暇な時に気が向いたら探ってみます

IMG_0236.jpg
カプラーにムニーっと押し込んで固定。不要な線は丸めて保護チューブ内に押し込んでおきました。ほんと言えば、使わない線は元からぶった切ってやりゃいいんですけどね

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カプラー接続

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邪魔にならない所にタイラップで固定して配線作業完了

IMG_0238.jpg
動作テスト。うん、ちゃんと動いてる
※この時はまだ設定していないので燃料の表示が00になってます

各部を規定トルクで締めタンク等を復帰させて完了!

設定は、メーター内に残しておいた白/青線を使って行います。白/青を12vに接続した状態でイグニッションをON。これで設定モードに入ります
後は、線を離して付ける~の繰り返しで設定項目送り、2秒間くらい接続を持続~で項目のセーブ、という流れになります
・燃料計のセンサータイプを選択:この機能を使わずGNDに落としている場合は5か6辺りを選べば「---」表示固定に出来る
・温度計の華氏、摂氏を選択:馴染みの深い℃表示で
・油温のワーニングポイントを設定:120℃にしておきました
・油圧のワーニングポイントを設定:6にしておきました
・電圧のワーニングポイントを設定:11vにしておきました
設定としてはこんな所かな。一度設定してしまえば特に変える必要は無いですね


これにて全作業完了


IMG_0241.jpg

IMG_0243.jpg

IMG_0244.jpg
カメラがショボくてディスプレイがボンヤリしてますが、実物は当然クッキリ綺麗に表示されてます
手前味噌にはなりますが、自分としては会心の出来!電装系のカスタムが好きで今まで色々やってきたけど今回のが一番上手く行った
言われなければ純正オプションかと思う…ってのは言い過ぎだけど、目標としていた「出来るだけ収まり良く」は見事に達成出来たんじゃないかな~と思います

こんな物表示させてても具体的に何に使うわけでも無いんだけど、走りながら色んなゲージを見られるのはやっぱ好きですー
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