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XL883N-アイアン-放浪記

ドラッグスター放浪記改めロードスター放浪記改めエレクトラグライド放浪記改めXL883N-アイアン-放浪記になりました。うちの愛馬Harley-Davidson XL883Nのカスタムとか整備とかツーレポとかを徒然と

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2008.06.28/Sat  21:46:21

 
V-BOOST自作 
 

インシュレーター交換のついでに、V-BOOST(何じゃそれって人は調べてみてね)の自作に挑戦してみた。
前々から他の方のHPとかで取り付けされてる部分の写真を見て「これなら自分で出来んじゃね?」と思ってたんだけど、インシュレーターへの穴空け加工はこんな風なついででも無いとやろうとは思わんw

加工自体は至ってシンプル。二個のインシュレーターをパイプを介して繋ぎ合わせるだけ。写真から判断するに、本物は内径7~8mm程度のパイプで連結してると思われる。パイプの周りにフィンがあるけど、あれは十中八九ただのドレスアップで意味は無いだろう。こんな所に放熱とか必要無いしね(もしあのフィンがパイプ内部にまで伸びてて微妙な整流を行ってるんだとしたら恐れ入っただけど、それも必要性が感じられない)

と言う事で、用意する物は内径6~10mm程度のアルミorステンのパイプ(当然バイク用でも何でも無い。ホームセンターで普通に売ってる物でおっけぃ) これだけ。費用は300円程度です

作業の前にまずは採寸を
OV0001.jpg OV0002.jpg OV0003.jpg
二個のインシュレーターの間は約33mm、インシュレーターの肉厚は約9mm。これを元に加工していきます

んでは作業開始。まずはキャブを外します(タンク等の取り外しはタペットクリアランス調整の記事をご参照ください)
OV0004.jpg
キャブ内のガソリンを抜かないと外した時にボタボタ垂れるので、先にドレンします。適当なチューブをドレンに差し、ネジを緩める。結構な量入ってるのでちゃんと受け皿のご用意を。第一、第二キャブ両方をドレンしたら次へ

OV0005.jpg
チョークケーブルを外します

OV0006.jpg OV0007.jpg
スロットルワイヤーを外します(引き側、戻し側共に)

OV0008.jpg
キャブヒーターのカプラを外します

OV0009.jpg
スロットルポジションセンサーのカプラを外します。こいつの爪がちょっと硬いんで、写真のようにペンチで挟むと外しやすいかと

OV0010.jpg
キャブ内圧調整用のチューブを外します。固着してる場合は細めのマイナスドライバーでくぃくぃと

OV0011.jpg
インシュレーターの固定バンドを3mm(4mmだったかな?)のヘックスレンチで緩めます。第一、第二ともに

OV0012.jpg
以上、キャブに繋がっている物を取っ払ったら、キャブ本体を外します。シート側を持ってクイっと上に引っ張れば外れます。勢い余ってフレームとかにぶつけないよう注意

OV0013.jpg OV0014.jpg
連結パイプを取り付ける位置を決めるため、二個のインシュレーターの芯を出します

OV0015.jpg
5mmのヘックスレンチでインシュレーターを取り外し。このボルトはかなり固くなってるので、CRC等を吹いてから回しましょう

OV0016.jpg
取り外した後はすかさずウェス等で養生を。この中に物が落ちた日にゃドエライ手間をかけてエンジンをばらさなきゃならなくなるので

OV0017.jpg
いよいよインシュレーターへの加工に入ります。まずは穴を空ける位置決め。取り外す前に出した中心線上、インシュレーター上部から25mm下の位置に穴を空ける事にします

OV0018.jpg
ハンドドリルでぐりぐりと。最初っからパイプ径の穴を空けようとせず、小さい穴からじょじょに大きくして行くのが良いかと。俺が買ったパイプは外径10mm、内径8mmの物だったので、最終的に10.5mmのドリルで穴を空けました(インシュレーターはゴムで出来てるので、パイプ径よりほんのわずか大きめの穴を空けて丁度いいです)

OV0019.jpg
穴空け完了。ゴムカスをきっちり落としておきましょう

OV0020.jpg
パイプを刺してみる。きっつきつで入る感じ。パイプをどうやって固定しようかと思ってたけど、これなら固定しなくても大丈夫っぽい。ちょっとやそっとじゃ動かない。これならガスケットとか塗布しなくても吸気漏れも無さそうだ

OV0021.jpg OV0022.jpg
内側から見るとこんな感じ

OV0023.jpg
続いてパイプカット。インシュレーター間の隙間33mm+インシュレーターの厚み9mm×2で計51mm。厚みが9mm(二個足して18mm)もあるので、そんなに厳密な精度は必要無しです。50mm前後にカットすればヨシ。カット後はヤスリで切断面のバリ落としをお忘れ無く

OV0024.jpg OV0025.jpg OV0026.jpg
取り付けるとこんな感じ

OV0027.jpg
キャブを取り付けて作業完了。この状態でテストしましたが、パイプ差し込み部からの二次エアーの吸い込みは無し。テスト終了後は念のため液状ガスケットをパイプ周りに盛っておきました

加工自体はこれで終了。実に簡単です
この後のセッティングなんですが、これまた拍子抜け。俺の環境(ノーマルマフラー、ノーマルエアクリーナー)だとパイロットスクリュの戻し回転数を規定値より少し多めにするだけ(具体的には3回転半)でアイドリング及び吹け上がりに問題無しで安定した



【付けてみての感想】
素人目にもはっきりとわかる程、明らかにトルクアップする。近くに高速が無いので高速域はまだ不明だけど、中速の伸びは結構すごい。低速も若干もたつくみたいな記事を見た記憶があるけど、うちの環境では低速も比較的スムーズに回る。極低速(アクセル全く捻らずアイドリング回転数だけで進む場合)は爆発が不均等なだけにカタンッカタンと進むけど、実際のシーンではそんな走り方はしないので問題無し

後、何か異常にエンジンブレーキが効くんだがこれはどういう事なんだろ。負圧が分散される分逆にエンブレは効き辛くなるかと思ってたんだが…

今までと同じ感覚でアクセル開けると飛び出しすぎるし、閉じたら閉じたでエンブレでギューン。今までと違う乗り味になって面白いのは面白いけど、アイドリング時の不均等爆発が何か気持ち悪いんですぐに純正に戻す予定。以上、ついで実験のコーナーでした、まる

※材料費500円もありゃお釣りがくるし、インシュレーターは二個で5000円くらいで買えるので最悪失敗しても5000円ありゃ元に戻せる。と言う事でリスクはかなり低いので興味ある人はお店に頼む前に自作にチャレンジしてみてもいいと思いますよ~。あ、もちろん言うまでもなく自己責任でお願いしますねw



【おまけ:アイドリング音】

爆発が不均等になってます(純正マフラーでかなりおとなしい音なんでわかり辛いですがw)
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