2008.06.13/Fri 19:45:45
ドラッグスターのエンジンはご存知Vツイン。気筒がふたつあるわけですが、それに合わせてキャブレターも二個あります。この二つのキャブレターのバランスが狂っていると、エンジンは綺麗に回らずアイドリングが安定しません。敢えて同調狂わせて不均等なリズム出したいならそれもヨシですがエンジン性能を生かしたいならきちんと均等に合わせる必要がある
この同調調整は多くの方が安価に済ませる方法を紹介されてらっしゃるので、俺も倣ってやってみました
用意する物は下記の通り。写真左から
負圧計(バキュームゲージ):アストロプロダクツにて購入。1600円。通販もありますが、送料1000円かかるんでアホらしいw 俺の場合は偶々バイクで行ける距離にアストロの店舗があったので良かった
チューブ:近くのホームセンターにて購入。400円。鑑賞魚のコーナーにあります。ご丁寧に「ガソリン等には使用しないで下さい」と注意書きがあったけど、ガソリンをダラダラと流すわけではないので、まあ大丈夫でしょ。多分…
分岐コック:同じくホームセンターの観賞魚コーナーにて購入。270円。3股に分かれているタイプです。
10mmフレックスラチェットレンチ:これは今回の事とは何の関係もありませんw アストロで衝動買いしてしまいました。以前のバルブクリアランス調整では、狭くて工具を動かすスペースが無く苦労しましたが、これがあれば作業がかなりやり易いはず。最も苦労したロッカーアームカバー部分のボルト径の10mmの物を買ってきた。ちなみに、俺は若干の工具フェチ…工具ってすごく綺麗じゃないっすか?ズラーって並んでるの見たらウットリしてしまふ。。
まず、負圧計、分岐コック、ホースを以下のように繋げます
分岐コックで、左右のチューブどちらから吸うかを切り替えられる、ってな仕組みです。これで準備は完了
次にバイクを少し暖気します。10分もやれば十分かと。暖気が終了したらエンジンを切っときます
→(拡大)→
負圧は写真の赤四角の部分で測定します。00年以降のエアインダクション搭載モデルでは、第二シリンダ側にはエアインダクションのホースが接続されています。それ以前のモデルでは両方ともゴムキャップで蓋されてます
キャップを外します。暖気によりエンジンがあっちっちになっているので火傷にはくれぐれもご注意を
最初に作った測定キット(?のチューブをそれぞれの栓に差し込みます
分岐コックが両方とも閉じている事を確認し、エンジンスタート
分岐コックを少しづつあけると、負圧計が動きます。コックを大きく開けすぎると針がぶるんぶるんして全く読み取れないので、ある程度針が落ち着くようコックを調節します(あんまり締めすぎると低い値を示してしまうので、そこら辺は微調整で)
コックの切り替えで、第一シリンダ、第二シリンダをそれぞれ測定します。ちなみに、写真左が第一シリンダ、右が第二シリンダです。同調取れてませんね~w この二つの値が同じになるよう調整するのが今回の目的です
調整には
このネジを使います。ちょっとわかり辛いですが、二つのキャブの真ん中辺りにあります。プラスネジになっているので、こいつを回して調整を行います
左右に少しづつ回し、その都度負圧計の値を読み取り、第一、第二で同じ値になるよう調整していきます。負圧計が二個ありゃ同時に値を見ながら出来るんで楽々ですが、一個だとコックの切り替えで結構根気いります。安いモノだし、この際負圧計は二個買っちゃっても良かったかもw 同調が取れると、その瞬間回転数がぐぃっと上がるんで、それを目安にしてもいいかと
あんまり精度の高い負圧計でも無いんで、大体同じ値になったらもうヨシとしましょうw
元通りゴムキャップをはめて終了です
【作業を終えて】
この調整は、簡単な割に案外効果でかいです。うちの子はエンジンが冷えてる時はチョーク引かないと最初の間アイドリングが安定せず下手したらプスンっと行っちゃってたんですが、同調取った後は「おお、やべぇ、止まりそう」って所からも粘りを見せ、止まらなくなりました。後、一速で動き出す瞬間の吹けがかなり良くなった。これは取り外す部品はゴムキャップだけという手軽さで出来るんで、オイル交換一回ごとくらいの周期でこまめに調整すると良いかと
この同調調整は多くの方が安価に済ませる方法を紹介されてらっしゃるので、俺も倣ってやってみました
用意する物は下記の通り。写真左から
負圧計(バキュームゲージ):アストロプロダクツにて購入。1600円。通販もありますが、送料1000円かかるんでアホらしいw 俺の場合は偶々バイクで行ける距離にアストロの店舗があったので良かった
チューブ:近くのホームセンターにて購入。400円。鑑賞魚のコーナーにあります。ご丁寧に「ガソリン等には使用しないで下さい」と注意書きがあったけど、ガソリンをダラダラと流すわけではないので、まあ大丈夫でしょ。多分…
分岐コック:同じくホームセンターの観賞魚コーナーにて購入。270円。3股に分かれているタイプです。
10mmフレックスラチェットレンチ:これは今回の事とは何の関係もありませんw アストロで衝動買いしてしまいました。以前のバルブクリアランス調整では、狭くて工具を動かすスペースが無く苦労しましたが、これがあれば作業がかなりやり易いはず。最も苦労したロッカーアームカバー部分のボルト径の10mmの物を買ってきた。ちなみに、俺は若干の工具フェチ…工具ってすごく綺麗じゃないっすか?ズラーって並んでるの見たらウットリしてしまふ。。
まず、負圧計、分岐コック、ホースを以下のように繋げます
分岐コックで、左右のチューブどちらから吸うかを切り替えられる、ってな仕組みです。これで準備は完了
次にバイクを少し暖気します。10分もやれば十分かと。暖気が終了したらエンジンを切っときます
→(拡大)→
負圧は写真の赤四角の部分で測定します。00年以降のエアインダクション搭載モデルでは、第二シリンダ側にはエアインダクションのホースが接続されています。それ以前のモデルでは両方ともゴムキャップで蓋されてます
キャップを外します。暖気によりエンジンがあっちっちになっているので火傷にはくれぐれもご注意を
最初に作った測定キット(?のチューブをそれぞれの栓に差し込みます
分岐コックが両方とも閉じている事を確認し、エンジンスタート
分岐コックを少しづつあけると、負圧計が動きます。コックを大きく開けすぎると針がぶるんぶるんして全く読み取れないので、ある程度針が落ち着くようコックを調節します(あんまり締めすぎると低い値を示してしまうので、そこら辺は微調整で)
コックの切り替えで、第一シリンダ、第二シリンダをそれぞれ測定します。ちなみに、写真左が第一シリンダ、右が第二シリンダです。同調取れてませんね~w この二つの値が同じになるよう調整するのが今回の目的です
調整には
このネジを使います。ちょっとわかり辛いですが、二つのキャブの真ん中辺りにあります。プラスネジになっているので、こいつを回して調整を行います
左右に少しづつ回し、その都度負圧計の値を読み取り、第一、第二で同じ値になるよう調整していきます。負圧計が二個ありゃ同時に値を見ながら出来るんで楽々ですが、一個だとコックの切り替えで結構根気いります。安いモノだし、この際負圧計は二個買っちゃっても良かったかもw 同調が取れると、その瞬間回転数がぐぃっと上がるんで、それを目安にしてもいいかと
あんまり精度の高い負圧計でも無いんで、大体同じ値になったらもうヨシとしましょうw
元通りゴムキャップをはめて終了です
【作業を終えて】
この調整は、簡単な割に案外効果でかいです。うちの子はエンジンが冷えてる時はチョーク引かないと最初の間アイドリングが安定せず下手したらプスンっと行っちゃってたんですが、同調取った後は「おお、やべぇ、止まりそう」って所からも粘りを見せ、止まらなくなりました。後、一速で動き出す瞬間の吹けがかなり良くなった。これは取り外す部品はゴムキャップだけという手軽さで出来るんで、オイル交換一回ごとくらいの周期でこまめに調整すると良いかと
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category: DSC4/メンテナンス/キャブ同調
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